鯨ステーキとあんこう祭り

160326_2120-01

土曜日は1日起きられず、夫に「おまえは、春の睡眠祭りか!」と言われておりました。ようやく19時過ぎにお布団から出て、冷蔵庫(冷凍庫、野菜室、調味料のぞく)を見ると、お豆腐半丁、納豆1パック、細うどん1袋でした。

うちは冷蔵スペースが空になるまで買い物には行かないのですが、さすがに納豆とうどんでは少し心もとなく、買出しに行きました。
なんと、イワシ鯨のパックが半額。イワシ鯨を見つけると、宝くじ(買うたことはありませんが)に当たった感じがします。私のマイルールの一つは「鯨が半額なら全パック買う」なので、4パックを大人買いです。あんこうも半額でした。他にはニラ2束78円もうれしい悲鳴でした。

先週の蔵開きに引き続き、今週も贅沢かなぁと思いつつ、鯨2パックとあんこうで祭りをしました。一昨日、地元の酒蔵の発泡日本酒を友人にもらったので、用意の間、冷凍庫で冷やします。
イワシ鯨は一口大に切り、ごま油を薄く引いたフライパンで半中火~中火の間で焼きます。焼き加減はミディアムレア、白ネギも添えます。
160326_2159-01
焼きたてを、おろし生姜とだし醤油(めんつゆ+醤油)につけていただきます。
プリプリとした食感、かむとジワッと鯨の旨味が口いっぱいに広がる感じが、もうたまりません。イワシ鯨は臭みが全くなく、口当たりもやさしい旨味たっぷりの鯨です。一口食べるごとに、夫と堅い握手をぶんぶんとかわし、キリキリに冷やした発泡日本酒をクイッと。いやぁ~、鯨って、本当にいいもんですね~。

そして、今度は気持ちを切り替えて、あんこう鍋です。
160326_2307-01
あらかじめ冷凍していたえのき(なぜか冷凍しておいたほうがおいしいです)、ねぎ、お豆腐で鍋にします。
あんこうは皮・軟骨もおいしく、淡白な中に上品な旨味があります。互いに骨をしっかりとしゃぶり、身を取り合いっこしながら夢中で食べました。残りのだしで、しめうどんと雑炊にしました。

「こうやって、ごはんを「おいしい、おいしい」言うて食べられるんは、ほんまにええことやなぁ~」と夫。
「ほんまやなぁ~」と私。
昨日も深夜まで宴は続いたのでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です