京都の冬は、鍋の底に、キンと凍った空気がたまって、鍋ごと凍ってしまいそうな寒さです。
今日は手や耳、頬にキンキンの空気がささります。
こんなときに行きたいのが銭湯です。私が学生時代の頃は350円でしたが、今は430円。
350円の頃は、500円玉をポケット入れて、まず150円をコインランドリーに。洗濯ものを放りこんで、銭湯に行き、帰りに洗い上がったもんをカゴに入れて帰っていました。
実家から京都に帰るときは、父が500円玉を詰めたフィルムケースをいくつか、こっそり渡してくれたのを思い出します。
410円の頃には社会人。週1回、500円玉を持って銭湯に行き、浴後90円のコーヒー牛乳を飲むと、今までしていなかったことに、ちょっと背伸びしたような気がしていました。
今は10回分4100円の回数券を買うて、冬場は月4~5回のペースで、贅沢しに行っています。
この回数券、1枚は常に定期入れに。疲れた夜は帰宅前にひと風呂浴びると、体も心持ちも変わります。
底冷えがかなり厳しい夜は、洗い髪が冷えるので30円足して、ドライヤーして帰ることも。
昨今は銭湯の廃業が止まりませんが、うちの周りには幸い3件、今も頑張ってくれたはります。
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お風呂屋さん的京都案内
京阪電車「京都ツウのススメ 」第六十五回 京の銭湯
週末や今日みたいにとても寒い日は、近所の銭湯や、ちょっと足をのばして、アウェイの銭湯をのぞくのが愉しみのひとつ。
お話は次回に続きます。