2017年祇園祭のお話。

去年はうちで祇園祭を愉しみましたが(うちで祇園祭のお話。)、今年は宵々山に行き、各山鉾町をそぞろ歩いてきました。とても暑かったですが、祇園祭には京都特有の湿り気を帯びた密度の濃い暑さが似合うような気がします。

若い頃は人にもまれつつ中心部の山鉾を見たり、実際に上がらせてもろたりしていましたが、今はお目当ての山鉾で粽を買うたら後は自由。時折聴こえる祇園囃子に耳を澄ませつつ、祇園祭に合わせたしつらえやお会所をじっくり眺めながら、その時の気分に合わせてそぞろ歩くのが好みです。

今年の粽を買うたのは鯉山。竜門という三段の滝を登った鯉が竜になった由縁にちなんだ御山です。今のプロジェクト、滝行みたいな感じなので、竜にならはった鯉にあやかってみたいと思います。

DSC_1251こちらが鯉山のお会所。今年は初めて「鯉魚滝昇図」という掛け軸を見ることができました。(新聞記事はこちらです)
鯉山は今年の後祭りの御山一番。いろんな縁起の良さが、今年の大きなお守りになりそうです☆

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お休みを作るお話。

昨晩は職場から駅に全力疾走。駅の入り口が陸上競技場のゲートに見えました。
駅員さんが腕をぐるぐる回して「急いでぇー!頑張ってぇー!」と言うたはるのも、ある種、応援に聴こえてしまいました。
最近、終電にすべり込みセーフ(または時々始発)な日々なので、もうちょっと余裕を持った大人になりたいもんです。

ちなみに終電に無事ゴールしたものの、安心してウトウトし、気がつけば終点ということも。
「電車も無ェ、体力も無ェ、こんな時に限って定期しか持って無ェ(=財布が無ェ)」と、吉幾三ふうに歌うしかなかったです。

そして最近思ったのが、お休みはあるもんではなく、自分で作るもんということ。
何も改まって言うことやないのんですけどね…。私は予定を仕事で詰めるくせがあり、休みも関係ない時が多いです。そしてたまの休みは積極的に愉しむというより、体力が切れて静止画像のようになっているほうが多いです。

まぁ意識をとばしてオフになれるのもかなり贅沢なんですが、たまには仕事以外の予定も入れて愉しみたいもんですよね。
で、とある日の午後、たまたま見つけたのがこちら
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雷雨で雨宿り出来るところを探していたら、天の采配とばかりにありました。オフに昼酒なんて…自然と口元が上がってしまいます。

カウンターでは、おねえさんと神奈川県からの2人組みと予想以上に話が弾みました。きっと今日の時間がなければ会うてへん人たち。記憶に残る休日になりました。

たそがれ時のそぞろ歩きのお話。

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心が折れそうになることがありました。
まぁ、生きていればこんなときもあります。しかもたくさん。

こういうときに遅くまで仕事しても全然はかどらへんので、思い切って日があるうちに帰りました。
普段は降りへん駅で降りて、お気に入りの景色が見える場所でリチャージです。

お気に入りの川辺を散策しながら、飛行機雲をたどったり、鉄橋を電車がゆき過ぎるのをひたすら眺めていたりします。
近くも遠くもない距離には、猫さんたちがいて、その仕草を見るのも愉しみのひとつです。

歳を重ねて良かったと思えるのは、折れそうなときに、ぎりぎりまで曲がる術を、それなりに身につけてきていること。
心の芯には、葦や柳を育てておきたいなあと思います。

日が暮れたら、橋を渡って駅へ。この日の夕闇は少し夏色で明るく感じましたよ。

街中の空のお話。

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最近はまた終電帰り、そして休みもあまりなく…
うちのボスドクターが「いやぁ、ブラックだよねぇ」と苦笑しております。
(でも2足のわらじは喜んで履いていますよ。)

ただ、身体がきついと、人から何気なく言われたことが必要以上に堪えることってありますね。
落ち込む必要はないと言われても、喉の奥に、魚の小骨のようにひっかかり続けたりして。
あと、普段は気にしていないこと。ちょっと気になっているけど飲み込んでいること。
心の片隅に、積もり重なった埃みたいにあることに、ふと気が付いたりして。

こんなときほど、ただ空を見て、心をからっぽにしたいもんです。
帰り道、ある一角、空がとても広く見えるところがあるんですが、昨日見たら昼と夜の間に細い三日月がありました。
(写真はクリックで別窓に開きます)

私の他にも、学生さん風のふたりぐみ、バイオリンケースを背負った初老の男性も空を撮ったはりました。
この瞬間、同じ空を見て、何かを思う人がいるというのは何となくええもんやなぁと思いましたよ。

ちなみにこの写真を撮っていた時に聴いていたのは、馬場俊英さんの曲
皆さんのお気に入りの空とお気に入りの曲もこっそり教えてくださいね☆

2017年のお気に入りの桜のお話。

桜もピークを過ぎて、琵琶湖疎水は桜の花びらがたくさん流れていっています。今年は淀の河津桜、琵琶湖疎水沿いの桜からお気に入りの桜を集めてみました。
最近気が付いたのは、桜が咲くのを見て、若い頃にはない、いろんな色の感情がまざるようになったこと。
それだけ歳をとったということでしょうか。
来年はどんな気持ちで桜を見ているのか、愉しみです。

皆さんにとって、よき春、新年度でありますように☆