1年の折り返し、家も気持ちも大掃除するお話1。

もうすぐ夏越の大祓(去年のお話はこちら)。この時期は私にとって、年の瀬に似た感じがあり、1年の折り返しに向けて大掃除をせねばという気持ちになります。
ただ仕事を言い訳に、気持ちだけはあるものの先延ばしにしがちなので、ここで宣言して毎日コツコツ、7/31までにいろんなもんを見直し、片づけていきたいもんです。

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まずは玄関から。
壁と床を拭き掃除をして、祇園さんで授与してもろうた粽を壁にかけました。
玄関の右側は、ネクタイハンガーを利用して懐中電灯/鍵/時計/印鑑類をかけるコーナーにしています。


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粽のところだけは、空気が張った感じがします。
祇園祭も後祭りになり、7/31には地元の氏神さんで夏越の大祓。
本格的な暑さ(もはや熱さ)を越える前に、ここ半年の厄や穢れをいったんリセットする習慣を作ってくれはった先人に感謝です。

自分の中の余分なもんを断捨離してすっきりした家と心持ちで、お盆を迎えたいもんですね。

【公開】最近のお部屋とピアノのお話。

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自他ともに認めるミニマリストの私ですが、先月、大きな買い物をしてしまいました。
お部屋の写真にあるピアノです。椅子やピアノを置くヘッドホン、その他附属品、送料込みで38900円。清水の舞台から飛び降りて骨折する勢いですが、これはもう一生懸命働くしかないです。
でも「純粋に自分のためだけ」に贅沢するのって、人生の中であまりないような気がするので、とても嬉しいです。

私が死ぬまでしておきたいことの一つが、習い事。特に小3~中3までしていたピアノを再開したいと思っていました。
介護が必要だった祖父母、がんで闘病した父が逝き、今は母という爆弾を抱えていますが、ちょっと落ち着いたこの時期を逃してはいけない!と教室探しから始めました。幸い、自宅から徒歩5分以内でレッスンをされている先生がいはって、たまたま枠もあったので、通い始めることができました♪

ちなみにレッスン代は1時間×月2回で8000円。どこから捻出するん?という感じですが、自分のお小遣い全てを投じて何とかします。(ちょっと手に汗かいていますが)ゆくゆくは月1回のレッスンでもええかなぁと思いますが、少なくともここ半年間は月2回のペースで行くつもり。
夫のリクエストは『戦場のメリークリスマス』。クリスマスまでに弾けるようになることが目標です☆

【公開】ミニマムな台所のお話。

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(←写真はクリックで拡大します)
うつわの話の続きで、台所を撮ってみました。
3畳程度のスペースに、自分が使いやすいようにアイテムをつめこんだ、お気に入りの場所です。
調理小物は写真にあるのが全てです。一つひとつが手にしっくりなじみ、ずうっと使い続けたいもんばかり。例えば、タイマー時計は約20年前に両親が買うてくれはったもの。包丁はふたり暮らしを始めた頃、夫が買うてきて、切れにくくなったら研いでくれはります。10年以上経ち、一回り以上小さくなりましたが、ペティナイフより小さくなっても、ほかせへんやろうなと思います。

流しは数ヶ月前新品に替えてもらい、大家さんに感謝です。下はオープンにしたかったので、扉は最初からとってもらいました。
調理には長年IHクッキングヒーターを利用。以前は1口のIH(ごはんの写真によく登場しています)でしたが、半年前から2口のIHです。味噌汁を温めつつ、メインのおかずも調理できて便利です。

調理をするときは、右横にある水切りかごをシンクにひっかけ、水受けのトレーでフタをすると、調理スペースが出来ます。器を洗うときは写真の定位置に。器は自然乾燥させて、シンクと壁の隙間収納の中に入れています。

私がごはんを作っている間、夫は流しのそばの踏み台が定位置。ラジオをかけ、一杯やりながら今日の出来事をしゃべらはります。そんな夫のお気に入りは、味見と言いながら、出来立てのおかずをその場で食べること。小さな台所での小さなごはんが、今日を無事に締めくくり、また明日を作ってくれるような気がしています。

【公開】 1Kのお部屋の一部です。

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コインランドリーの帰りにご近所のマンションを通りかかると、学生さんと思われる人が親御さん達と一緒に、かなりぎょうさんの包みを抱えて入っていかはるのを見ました。

ミニマリストという言葉をよく聞くようになり、私も使うようになりましたが、一昔前の苦学生さんなら誰でもミニマリストだったような気がします。4畳半一間、トイレ・台所・お風呂共同といった物件では、大量の物を置くスペースがありません。考えてみれば、断捨離というのも、それだけの物とそれを置くスペースがあるから出て来る言葉なんですよね。

私が学生だった頃、断捨離するだけの物もなく、周囲の人たちも必要最低限の住まいと物で生きていて、でもそれが不思議と苦ではありませんでした。
当時、私は大家さんのご自宅に間借りしていて、私の先輩は風呂なし・洗面所共同アパートに住んだはりました。先輩のうちに遊びに行ったときは笑い声を響かせながら、1つずつのお椀とお茶碗をシェアしてご飯を食べ、銭湯で背中を流しあいっこしていました。

6畳のお部屋、ミニキッチン、ユニットバス全てそろった物件に住んだのは、大学を卒業して3年がたった頃。奨学金を全部返し終わってほっとした頃です。トイレが部屋にあるって、ほんまに便利やなぁと感動したことを覚えています。

上の写真は、現在ふたりで住んでいる、1Kのお部屋の一部。6畳のお部屋で、物がある部分だけを撮りました。この写真に写っていない後方には、前に登場した押し入れがあります。
夫の占有スペースは左から1/3、モニターやスピーカーを置いているところです。私はその隣のスペースを使い、右の1/3でご飯を食べています。ござの縁がだいたいの境界線です。

160403 帰ってきたらお布団を敷き、押し入れからそれぞれ毎日使う私物を入れたA4サイズのかごを出してきて、お互いの枕元に置いています。
6畳は、ふたりでちょうどよい広さです。

押入れの話

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年度末で目の回る忙しさですが、これを乗り越えれば少し落ち着いた春がやってくるはず…と何とか踏ん張っている今日この頃です。

今日は押し入れの写真。私物のほとんどはこの中です。

うちでは、ホームセンターで買うた折りたたみコンテナを活用しています。
現在使用中のコンテナは6つ。毎日使うものは上に、時々使うものは下にして、2つ重ねたものを平台車の上に乗せています。
(この平台車は私のお気に入りで、あまり掃除をしないくせに「動かしやすい、掃除しやすい」と言いながら、重いものは全て乗せ置きしています)
季節もの等あまり使わないものや、予備のコンテナは一番上の棚に置いています。

コンテナの数≒台所用品以外の物品の量、うちで言えば1Kの住まいの「1」部屋にある物の量になります。どれくらいの量を持っているか大まかに把握できますし、引っ越しのときはダンボールなしで賄えます。
私専用のコンテナが1つ、夫のコンテナが4つ、共有コンテナ1つで、今のところ不自由なく過ごしています。
この間、本を電子化したことで、本専用コンテナがなくなって、そのスペースに掃除機、ヒーター等が収まるようになりました。

ちなみに私の服は、私服・通勤服とも押し入れにつっているのが全てです。
服は、スーツ用ハンガー4本、普通のハンガー12本に収まるようにしています。服を買うのは、買い替えが必要になった時だけで(主にインナーやストッキング)年間被服費の平均は5000円程度です。

うちの全ての荷物量は軽トラックに載る程度を目安にしています。これからもこの量をキープして過ごしていきたいと思います。