桜の開花が話題になり始めた頃、地元の酒蔵は蔵開きです。
京都のお水で作られたお酒はやわらかくやさしいお味。昨日は酒蔵を3つ、梯子してきました。蔵開きではその日限定のお酒が飲めるのがうれしいです。何種類かのお酒を100円から試飲させてくれて、食べ物の屋台やステージを用意したはります。
コツコツ貯めてきたお小遣い3000円片手に、疎水沿いをてくてく出かけてきました。
会場で飲んだり食べたりするのは1か所だけ。その他は熱燗の瓶や試飲カップを片手にいったん家に持ち帰って晩酌の楽しみにします。
私の本命は、玉乃光酒造さん。変わらないものをずっと変わらずに作り続けたはる貴重な酒蔵さんです。
こちらでは1000円でチケット10枚を購入します。多くのお酒がチケット1~2枚で試飲できるので、どれを飲んでみようか、とても心躍ります。チケットを握りしめて夫とふたり、「これもあれもおいしそう!どれしよう?!」と、まよう時間もまた愉しいです。今日しか飲めない樽酒を味わいながら、オリジナルメニューの酒粕鴨だし蕎麦も食べました。樽酒は木の香りがしみこんで、締めにもリピートしました。
お土産に、少し贅沢したい日用の、純米吟醸も買うて、ほくほくです。
帰りは招徳酒造さんで、蔵見学ツアー。こちらはにごり酒がお気に入りの酒蔵さん。普段は入れない蔵を女性の杜氏さんが案内してくれはりました。デザートに酒粕アイスを食べながら、ほろよい気分で春を感じて帰ってきました。