夏越の大祓の話。

氏神さんの夏越の大祓に行ってきました。深夜にもかかわらず、参道はずらっと行列。皆、芽の輪を8の字を書くように周り、お正月から7月末までのケガレを祓い、残り半年の無病息災を祈願します。
祈願した後は本殿にお参りし、人形代(※ひとかたしろ)を社務所に納め、茅の輪守をいただきます。
(※人形代は白紙で作られた形代です。まず形代に息を吹きかけ、それで身体をさすります。その後、名前・年齢を描き込みます。この形代がケガレを託した自身の身代わりになります)

茅の輪をくぐると1年の折り返し。
お正月からこの半年、無事に過ごせたことを感謝しつつ夏越の禊をし、心持ち新たに、今度は残暑から来年のお正月まで…。

20160802_085408昼間はうだるような暑さにのびきっていた私。でも、夏越の大祓から帰って茅の輪守を飾ると、これからまた半年に向けて力が湧いてきましたよ。

【公開】ミニマリストの家計簿。

家計簿仕事と家とではギャップが半端なく、家で夫に小言を言われても「死なへんかったらええねん」が口癖の私。大ざっぱで面倒くさがりなので、家計簿は全くつけません。月々の収支を項目ごとにコンスタントにつけるなんて、仕事以外ほんまに無理です…。

そもそも家計簿は、お金の流れを『見える化』するもの。
ほな日頃から「見えて」いたら、改まって帳簿につけなくても通帳で予算管理できるんとちゃうやろかと思うています。

私にとって「見えて」いてほしいものはただ1つ、『1ヶ月の支出合計』です。
・これが7万を越えたらイエローカード。
・8万を越えたら「今月は使い過ぎで退場!」のレッドカード。
・突発事態が起こらない限り、1ヶ月10万前後は貯金。
自分の基準はこれだけ。あとの細かい収支は必要ないような気がしています。

写真は7月の支出項目を試しに書いてみたものです。黄色で色付けした部分は固定支出なので、額さえ覚えておけばOK。色付けしていない項目のみ(電気・ガス・IP電話料金・食費)、予算内に収まるように少しだけ気ぃ使うています。
目安は、電気+ガスで3500~4000円(真夏/真冬は計5000円以内)。IP電話は300円以内。食費が10000円前後です。

電気・ガス・IP電話についてはWEBで1ヶ月に1~2回チェックするので(下の写真参照)、メモするのは食費のみ。買い出し(1週間に1~2回)のレシートを取っておいて、手帳に書きこみ、月末に合計したら終了です。

※ちなみに今月は上記支出の他に特別支出があります。初盆に向けて実家に10万ちょっと使いました。これは特別支出専用口座から捻出。自分や夫、親にいつ何があるかわからへんので、少ないボーナスから特別予算を組んでいます。
(結果として貯金総額は目減りしますが、普段使いの口座より、日頃は忘れている口座から出すほうが気持ち的にはラク。)

お金の流れも管理もミニマムなことで、大ざっぱ会計でも無理なくやっていけるのでおすすめです☆

【4~7月の電気代】
電気

【4~7月のガス代】
ガス

お魚天国のお話。

DSC_0289-640x360週末は近所のスーパーでお魚を買い出し。今回は丸々したアジ、イワシ、サバ等をまとめて仕入れて、合計1478円。自転車のかごは前・後ろともにお魚天国。ほくほくしながら帰宅しました。夫もたくさんのお魚に「うわあ、夢が広がるなぁ~!」と満面の笑みです。
今回仕入れた魚で1週間分のお魚献立を作ってみました。

月曜日:アジフライもどき、中骨と身の赤だし
火曜日:イワシの梅煮
水曜日:ハモおとし梅肉和え
木曜日:アジの塩麹焼き、中骨と身の赤だし
金曜日:サバの味噌煮
土曜日:イワシフライもどき・梅煮
日曜日:アジフライもどき、中骨と身の赤だし

「フライもどき」とは、薄めに下味(出汁醤油・麺つゆ・生姜パウダー)を着けたお魚に片栗粉をまとわせ、少し多めのごま油で表面がきつね色になるまで焼いたもんです。
衣は香ばしくパリッとしていて、身はふんわりほくほく、お魚それぞれが持つ旨味が愉しめます。
夫が焼きたて熱々を皿を抱えて平らげていくので、あっという間になくなるのが難点です。

今週もハードですが、日替わり格安お魚定食(1人あたり100〜150円程度)で癒やされつつ頑張りますよ。

【公開】ミニマリストの保険と個人年金。

今日は私が加入している&新たに加入した保険・個人年金について紹介します!

そもそも保険は火災や自動車事故など「自分一人では対処しきれへんリスクに備えるもの」やと思います。
なので、もとから加入していた保険はこれだけです。
●リビングプロテクト総合保険(賃貸住宅入居者専用の火災保険)
今の賃貸住宅を契約した時に、自動的に加入した保険です。契約時は2年で確か2万弱の金額を支払ったのですが、次の更新時から内容を見直しました。大家さんへの賠償責任保険の保障内容はそのまま、家財の保険の保障内容と金額はギリギリまで下げて(家財が少ないので高額な保障は必要なし)、2年間で9240円の保険料です。

今回新たに加入したのは2つ。
うちは夫と2人暮らし+共働きで独立会計。なので死亡保障は必要なく、万が一のとき夫の負担にならへんことだけ考えています。

●府民共済(入院保障Ⅱ型)
「最長でも10年以内に解約!」を前提に加入しました。もし今、大怪我をしたり、がんになったりしたら、今の貯金額ではだいぶ心元ないからです。使い果たしても困らないお金がある程度貯まるまでの期間は、保険でカバーすることにしました。
私が出会った3名のファイナンシャルプランナーさん、口を揃えて言わはるのは「65歳以降、これから保障がいる!という時に切られてしまいますよ」ということでした。高齢になって病気になるのは当たり前。そんなところまで保障していたら、共済はやってられへんと思います。「生産年齢の期間は、安い保険料で充実した保障内容にしますから、その間に老後に備えてくださいね」というのが共済のスタンスなのかなぁと、私は勝手に解釈しています。

ちなみに私が勢いあまって契約&クーリングオフしたのは、ある外資系保険会社のガン+3大疾病保険。がんについては、費用がかさむ放射線・抗がん剤・ホルモン療法に的を絞り、理にかなっていました。ただ、保険料が月払い1,500円以上か、年払い15,000円以上でないと申込みできません。
当初これだけに加入するつもりでしたが、私の年代だと非ガン疾病の可能性が高く、保険料の縛りで思い通りの設計にならなったことでモヤモヤが増し、クーリングオフしました。

●個人年金共済(JAの予定利率変動型年金共済ライフロード)
節税目的(上限8万円の個人年金控除)に加入しました。普通に貯金するより節税にもなるし、定期貯金に比べたら利率も少し良いからです。積み立て貯金の感覚で出来、11年目からは元本も保証されます。
リスクは10年以内に解約すると元本割れすること。生活そのものが立ち行かない事態にならない限り解約しないはずなので、リスクは低いと見ています。
月払い7000円を年払い(84000円)に(返戻率が少し高くなります)、ついでにクレジットカード払いにしてポイントも増やすことにしました。

今回の保険・年金加入で、かなり大まかですが先の人生のラフスケッチをかけたことが収穫でした。先々、何が起こるかわからないですが、これからも身の丈サイズでコツコツ暮らしていくことが目標です。

ミニマリストの保険と年金事情。

今日、新たに加入した保険証書が届きました。この齢まで全然保険に加入してへんかったんですが、もうアラサーとは言えないお年頃。保険料を予算に計上し、ここ半年程度、保険や年金について勉強・調査していました。今回は私なりの落としどころを見出したので記事にしてみます。
結論をピックアップすると、こんな感じです。

1.やっぱり保険は、保険会社が儲かる仕組みになっている。
2.保険と貯蓄は一緒にできへん。
3.会社員は既に高い健康保険を払っている。
4.使い果たしてよいお金が200万程度あれば保険なしでOK♪
5.自分にとって保険はほんまに必要?なぜ必要?

1.やっぱり保険は、保険会社が儲かる仕組みになっている。
私なりにですが、コツコツ調べ、複数の保険の窓口にも行って思うたんは「保険ってうまいことできてんなぁ」ということ。なんだかんだ言うても保険会社に利益が出るようになっていました。(当たり前の話ですが)なので、こちらが損にならへんように意識しておく必要があります。

2.保険と貯蓄は一緒にできへん
貯蓄目的の保険についても話を聞きました。複数の人に言われたのが「お金を増やすには、時間を味方にしましょう!」
私が心の中でつぶやいたのは、「時間ってほんまに味方になるのん?」
まとまったお金を長期間預けると、その期間、保険屋さんはそのお金で運用できるし、最終的にはちょっとした利益を生むかもしれません。でも、何が起こるかわからへんのが人生です。その時間の縛りが裏目に出てしまうことも大いに考えられます。せやし、保険は保険、貯蓄は貯蓄で分けて考えたほうがええなぁと思いました。

3.会社員は既に高い健康保険を払っている。
給与明細であんまり見たくないのが控除合計。私の場合、保険・年金・税金合わせて、年間60万は給与から差し引かれています。なので、医療面でいえば、3割負担・高額療養制度・傷病手当金制度も使えます。このことを考えれば、これに追加して民間の医療保険に加入しなくても、あとは貯金で何とかなります。

4.使い果たしてよいお金が200万程度あれば保険なしでOK♪
仮に全部使い果たしても先々困らへんお金が200万程度あれば、先の公的制度もあるので医療保険は必要ないと思います。うちの父は在勤中にがんになり、新たに住居も借りて治療・手術を行いました。その後、病状が進み、緩和治療目的の入院、最期はホスピスに移っての看取りとなりました。医療費と治療に伴う住居費や交通費とで総額300万程度だったと記憶しています。公的制度を利用しているので、実質負担額は150万、多くても200万程度。長年、安くはない保険料を掛け捨てるより、それを全部貯金にまわしていったら何とかなるんとちゃうかなぁ。

5.自分にとって保険や個人年金、ほんまに必要?なぜ必要?
私にとっては、加入するかどうかはこの問いに尽きます。保険にしろ、個人年金にしろややこしくて、私には「訳わからんもん」でした。なので、訳わからんうちは時間を置いて調べるなり、場合によってはクーリングオフしたり。(恥ずかしい話、それええやん!と勢いで申込書を出したけど、クーリングオフした保険があります^^;)どんな商品でも、訳わからん度合いを減らして、上記の問いに自分なりに落としどころを持つことが必要かなと思うています。

こんな私が加入している保険や年金については、近いうちにまた書きますね☆