京都での年越しのお話。

早いもので、2019年も終わりです。
今年は生まれて初めて、京都での年越しです。

これまでの年末年始は島根県の祖父母の家に帰省していたのですが、初めての帰省しない年末年始に感動しております。
ついでに「年末年始も出動可能です」と、普通に仕事ができることにも嬉しさを感じています。

20歳から島根への帰省=介護でした。京都に帰ると、インフルエンザや肺炎で苦しむこともしばしば。
それから20年の間に、祖父、祖母、父が逝き、今年から母を京都に引き取りました。
帰省がなくなり一抹の寂しさを感じるかと思いきや、感動のほうが大きかったのは、自分でもちょっと意外でした。

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今年の大みそか、行きつけの食堂で初めて年越しそばを注文しました。
おそばを、私と母と夫と食べたとき、長年味わえなかった安堵感みたいなものが、お腹に温かく落ちてきました。
自身の日常になかった年越しを、これからはゆっくり作っていきたいと思います。


20191231_204013その後は、行きつけの銭湯の一つ、呉竹湯さんへ。
ほんまに衝撃的なことに、大みそかで閉まわはることになりました…。
全ての光景を目に焼きつけていると、いろんな想いがお湯にとけてゆきました。
当たり前の日常が当たり前にあることが、本当に奇跡です。呉竹湯さん、長い間本当にほんとうにありがとうございました。20191230_212709


締め湯の後は、初詣。これまでは1月末にしか行けなった地元の氏神さんにご挨拶。
今年もいろんなことがあったけど、生きることができたことに感謝です。
皆さまにとって、2020年が平穏無事な一年でありますように。
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