【レポート】ミニマリストの家事整理のお話。

前回、考えない家事のお話を書いてから、帰宅後のルーチン見直し週間に入って4日。まだ畳の上にはモノがあふれず、きれいが維持できています。どこまで維持できるかは置いておいて、まずは意識することが大切なんですね。
今日は退社後の行動を家事整理とからめつつ、レポートしてみます。

写真を撮った日はほぼ定時退社やったので、今回はプライベート充実編としてお送りします。
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1.水汲み。
電車を降りたら水汲み場へ。市販のお水より、やっぱり京都の地下水がすきです。甘くてやわらかくて、なんぼでもごくごく飲めます。その日の晩と翌日に飲む分、約3リットルを汲むのが習慣です。

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2.図書館。
うちは図書館が本棚代わり。京都市内の図書館は平日20時半までで重宝しています。この日は趣味で調査している場所の古地図(江戸時代)を閲覧させてもらい、お目当ての京都本も借りました。

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3.帰宅、押し入れに直行。
帰宅後は全部を畳の上に置きっぱなしにせず、畳んだ布団の上に寝そべることもせず、まずは押し入れに。モノや服を定位置に置いたら、この日はパジャマを持って間髪入れずお風呂場へ。

DSC_0152-320x1804.シャワーと洗濯。
うちのお風呂場にあるものは写真のたらい・液体石けん・アレッポの石けんです。洗濯物を付け置きしている間に洗髪を済ませます。その後、手洗いもしくは踏み洗いし、身体と洗濯物をすすいで終わりです。(洗濯の詳細は「服を着たまま、シャワーへ。洗濯機がなくてもよい話。」

DSC_0153-240x4275.洗濯物干し。
各々、風呂から上がったら洗濯物を干します。うちの物干しにはハンガーを置いていないので、写真のように干しています。(ちょっと前までハンガーがあったんですが、日々の洗濯物が限られているので、断捨離しました。)ベランダで夫の自転車の音が聴こえました。ようやく晩御飯の準備を始めます。

DSC_0154-320x1806.晩御飯
この日の晩御飯は、塩麹鶏に片栗粉をまぶして焼いたん・自然薯のすりおろし・小かぶと茎のお味噌汁・小松菜のおひたし・こんにゃくの炊いたん・雑穀ご飯でした。こんにゃくは前日の残りもん。白米を切らしてしもて(汗)冷凍庫に備蓄していた雑穀・麦で急場しのぎです。

夫が食器を洗うている間に調理家電や出した調味料や新聞紙をお片付け。その後、交代して私が台所でゴミをほかしている間に、夫はお部屋をコロコロで簡単掃除。その後は新聞や借りてきた本を読みつつ夫としゃべり合い、1時過ぎに就寝しました。

この日はオフの後の時間がたくさんありました。残業日やと図書館に寄れず、帰宅後にプチ仮眠→ご飯・シャワー・洗濯(順番は前後します)→就寝になるパターンが多いです。
ちょこっと意識しながら、肩肘はらへん程度に家事整理を心掛けたいもんですね。

ミニマリストの考えない家事の話。

転職してから9か月、ホームページや冊子を作ったり、講演依頼などもあって、なかなかハードな毎日を過ごしています。
忙しいと、プライベートでは何も考えず、ほけ~っとしたいもんです。
できれば家事もミニマリストでいたい。
最近はお見せできへんほど、かなりうちが荒れ放題やったので、この土日、仕事の合間をぬってリセットしたついでに帰宅後のルーチンを見直してみました。

(これまでの帰宅後の行動)
1.畳に置きっぱなしの部屋着に着替え、枕元に新聞の束を広げつつ仮眠。スーツや鞄、書類はそこらへんに放置。(この段階では仮眠後に片づけようと思うています)

2.夫帰宅、台所に追いやられ、モソモソと晩ご飯準備開始。
(帰宅後に片づけようと思うていたものたちは、もちろんそのまま)

3.晩御飯後は食器とゴミだけ流しへ。(食器は夫が洗ってくれます)

4.入浴、髪を枕元で乾かして、就寝。

問題は「畳の上にモノがあふれる件」です。
服、かばん、仕事の書類や新聞、晩御飯で使うIHクッキングヒーターやホットプレート、ご飯で使うた七味とうがらし、ドライヤー、耳かきや爪切り、夫の仕事物品などなど・・・
散らかった部屋を見ると、到底ミニマリストには思えへん(泣)

(after)
1.どんなに疲れていても、まずは押し入れに直行してから仮眠。
台所用具以外の全てのモノがある押し入れ。
別称は「更衣室」でもありました。
ここに鞄を置き、部屋着に着替える習慣をつけたいと思います。
夫帰宅まで通常30分程度。新聞を読みつつ、ウトウトは変わりませんが、新聞は読んだら玄関前の古紙コーナーに。

2.晩御飯
最近、読者さんから言われました。「テーブルがない…?」
そう、ないんです。昔々は折れ脚のミニテーブルもありましたが、出すことすら面倒になり、断捨離。10年以上、畳の上に新聞紙を敷いて食べています。(見た目はアウトですが、その都度、ほかせるから楽です。)
晩御飯後、せめて調理家電や調味料は元の場所に片づけます。

3.シャワーと洗濯、コロコロタイム
私がシャワー・洗濯をしている間に、夫にコロコロ(粘着シートのクリーニングローラー)をお願いしておけば、最低限のチリとほこりはきれいになります。コロコロは夫の手元に来る場所に移動しました。

4.洗濯物を干して就寝
置きっぱなしにしやすいドライヤーや爪切りなどの小物はA4サイズのプラスチックの私物入れに。それごと持ってきて、それごと片づけることに。

端的に言えば、使うたものを元に戻すのと、1日1回のコロコロで、楽して割ときれいな状態が保てるはず・・・。
夫には「今回は何日持つんやろ」と言われていますが、まずは1週間ぼちぼち頑張ってみようと思います。

自炊派ミニマリストの買い出しと献立。

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週始めか、休日には1週間分の食材をまとめ買いしています。
金額的に折り合いがつかへんかったら、まとめ買いせず、週に何度かスーパーをのぞいたり、夫にちょっと離れたスーパーを巡回してもろうたりしています。
まとめて安く仕入れることができた日は、何だかちょっとほくほくした気分です。

今回、6月6日(月)に買うたもんと、今週の献立を紹介します。
(買うたもん)
にら2束、豚ミンチ、小かぶ、ピーマン、細うどん3束、豆乳、小松菜4束、クジラ肉2パック、たまご、ねぎ 計1896円。
だいたい、1週間分で2000~3000円程度におさまるようにしています。
これらを冷蔵・冷凍庫に残っている食材(豚こま切れ肉、豚ミンチ、鶏むね肉、はまちの切り身など)と組み合わせつつ、あとは適当に買い足しながら消費していきます。
肉類は夫が安いのを見つけてきては、冷凍しています。

6月6日(月)
小松菜と冷凍豚肉の炒めもん、クジラ肉のお刺身、ごはん、味噌汁。

6月7日(火)
ビーマンと干しエビのごま油・だし醤油炒め、はまち(2切れ)・冷凍していた鶏むね肉(塩麹味)の焼いたん、ごはん。
※ちなみに、はまちは6~7切れ149円の安さで、先週末に仕入れていたもんです。
だし醤油+しょうがを薄く回しかけて、適度に照りを付けたもんがお気に入り。

6月8日(水)
うどんぎょうざ(にら、ねぎ、豚ミンチ、たまご)

6月9日(木)
小松菜のからし醤油あえ、クジラ肉のお刺身、小かぶの味噌汁、ごはん。

6月10日(金) 週末なので、帰りにスーパーをのぞきました。
さば寿司(半額の258円)、小松菜の炒めたん、はまちの焼いたん。夜食におうどん(夫用)。

6月11日(土)
夫のリクエストで再度うどんぎょうざ(にら、ねぎ、たまごは買い足し。冷凍していた豚ミンチを使用)

6月12日(日)
小松菜のおひたし、小かぶの浅漬け、クジラ肉のお刺身、ごはん。

豆乳は私が朝ごはん代わりに飲んで行っています。時間があれば、豆乳ラテにしてもおいしいですね。
こんな感じで、今週も食材を使い切りました♪

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今回の献立に登場した、冷凍庫にストックしてあった鶏むね肉とハマチの切り身。
鶏はあらかじめ一口サイズにカットし、にんにく醤油+豆板醤と、塩麹の紅白2種類で下味をつけて冷凍しています。
解凍後は、片栗粉をまぶして、むね肉についていた鶏皮もしくはごま油で表面がきつね色まで焼くと、から揚げもどきになっておいしいです。お酒のアテにもなります♪

時を遡って、昔の京都を探す旅。

先週行ってきた、まいまい京都さんのミニツアー。ようやく写真が整理できたのでUPします。「疎水つれづれ」で追記した稲荷線をもう少し調べてみようと思い、ネットでたどり着いたのは、「京都市電の廃線跡を探る」というサイト。旧市電を各線ごとにたどることができ、時間を忘れて読んだのが先週のこと。そしてツアーをされることを知り、初めて行ってきました。
(※タブレット・パソコンの画面サイズで写真の下にプチコメントが表示されます)

ウィークデイは少し足取りが重たくなる私。でも廃線ツアー当日は、夫いわく「階段を降りていく足音がなんとまぁ軽やかやったこと」。
駅で集合し、ガイドさん・参加者の皆さま方とともに2時間の旅へ出発です。
市電の歴史がわかる資料や古地図をいただいて、ガイドさんの解説を聴きながら、市電が走っていたところを辿っていきました。聴かなければ、一生知ることができへんかったこと、意識して見ることができへんかったことが予想以上にあって、贅沢な時間になりました。
一言一句を全て頭にたたきこみ、メモや写真を撮って、夫へのお土産にしました。

それぞれの地域や地形には、長い歴史の中の記憶がたくさんあります。思い立ったら古地図片手に「そうだ、昔の○○、探しに行こう!」と、時を遡る旅に出るのもまた一興です。
前までは資料館や図書館でえらい頑張ってスキャンしていた古地図も、今やWEBで公開される便利な時代になりました。私たちにとって、古地図は冒険の地図。廃線跡を始め旧河川、お城の遺構を辿っていってみたいと思うています。

淡竹ステーキ。

hachiku先生が往診宅でもらわはった淡竹(はちく)。取ったばかりのものをすぐゆがいて冷凍保存してくれたはったそうです。たくさんおすそ分けしてもらったので、贅沢にステーキにしてみました。普通の筍だと上のやわらかい部分が取り合いになるうちら。でも淡竹はやわらかい中にもシャクシャクした歯触り、えぐみもなく、取り合いすることなく食べることができます。

若芽と一緒におだしで炊くもよし、炊き込みご飯にするもよし…といろいろ夢がふくらみます。でも、まずは素材をしっかり味わいたいので、大きめに切ってきんぴら風のステーキにすることにしました。ごま油で炒め、表面に薄く焼き色がついたところでだし醤油をまわしかけ、こげた醤油の香ばしいにおいがしてきた時点で火を止めます。

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味付けは少量のだし醤油だけ。そのまま食べてもよいですし、だし醤油にわさびを足したものをソース代わりに付けて食べてもよしです。思いがけず新緑の季節の味を堪能することができました。