一生ものの指輪のお話。その1。

12月が師走とはよう言うたもんで、いろんなもんが走ってせわしないですね。年代や置かれた状況にもよりますが、私にとってはこの時期は様々な表情に見えたりしています。

父が逝って2年。ようやく父が使うていたものを取り出して、少しの時間ですが見て、心の中で語ることが出来るようになってきました。(いつもは箱の中で眠っています)
最近取り出したのが、両親の結婚指輪。ずっと眠らせておくのはもったいないなぁと思案していました。ずっと前にもろうた黒い肩こり防止ネックレス(紐?)に通して首から下げてみたりもしたけど、1日で断念…。

そこで検索して見つけたのが、小さな工房JewelyPetitさん。
リフォーム事例やブログを見ていて、そうや、2人の指輪を1つにしてもらおうと思いました。

元気でいるうちの母に相談したところ、「あなた、これまで装飾品を全然欲しがらなかったし、成人式も誕生日も結婚式も何もしていらんって言うから、本当は何かあげたかったのに出来なかったんよ。だから、自分が好きなものにしてもらいなさいね」という温かいお言葉。

これからどんどん仕事も頑張って、素敵な女性になるためにも、ちょっと頑張って、少しは母にも甘えて、結婚指輪に次ぐ一生ものの指輪を作ることにしました。初めてのオーダーでちょっと緊張ですが、職人の方と相談しながら進めていくのが楽しみです。

dsc_0545右から、父の指輪、私の結婚指輪、母の指輪です。未来の指輪は、家族の想いやつながりを感じられる、お守りみたいな存在になればいいなと思います。

ほっこりぴかぴかのお粥さんのお話。

京都は底冷えの晩が続くようになってきました。この間は駅を出たら小ぬか雨。このままみぞれになるんとちゃうんかなぁと思うくらい凍てついていました。家に着いてしばらくしたら、感覚を取り戻した手や顔がじんじんしていました。

遅い時間に、火の気のない台所に立つのはちょっとしんどいですね。そんなときは、コトコトお粥さんがいいです。冷やご飯で作るより、生米から炊いたお粥さんはモチモチと甘く、身体全体にお米の味がひろがります。
炊き上がりを待つ「コトコト」の時間も、また愉しいもんです。

うちのお米は、今年から「京都府久御山町産ヒノヒカリ」。ジモティーという掲示板経由で買いました。新米の玄米30㎏を出品者さんが7分づきに精米、自宅まで配達してくれはりました。ありがたかったです。地産地消という言葉もありますが、地元のもんはやっぱり水が合うてる気がします。

炊き上がりのお米は一粒一粒が宝石みたいです。なくなりかけていた食欲がわいてきます。
ぴかぴかあつあつのお粥さんの上に、お歳暮でいただいた辛子明太子をのせて…口に入れるたびに目が細まります。
ふたりで1.5合分のお粥さんを食べてしまいましたよ。

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【レポート】もう悩まないミニマリストの鞄のお話。

最近出張続きです。9月に、買うた出張鞄のお話を書いていましたが、その鞄がだいぶ板について、鞄一つで国内に限りどこでも行くようになったのでレポートです。
dsc_0541まずは全体像。これで1~2泊くらいできます。鞄の下にある黒い袋に最低限の着替えや、日焼け止めや歯ブラシ等の洗面用具を入れています。今回の出張はこの鞄と先方への手土産だけ。田舎への帰省も送れるものは事前に送って身軽に行くつもりです。

dsc_0540それでは第1セクション。仕事関連グッズです。(携帯、名刺、スケジュール帳、キーボード、マジック、3色ボールペン、(ポケットに)USBやケーブル類、タブレット、マウス、USB電源アダプター、単3電池。)


新幹線は事前に電源がある席を確保して移動中にデータや報告書を作ることが多いです。(この間、余裕なしの表情でひたすらカタカタカチカチしていたら、見知らぬ子どもさんが飴をくれはりました…。こんな大人でごめんなさい。)

dsc_05400第2セクションはポーチその1。(コンタクト・常備薬・絆創膏類、フェイスシールドとビニール手袋、メイク物品、マスク、目薬、除菌シート、小銭ケース)透明のチャック付きポリ袋は分類に便利ですね。最近、肌を保護するために、パウダーファンデを再開しました。ケースなしでもポリ袋があれば十分です。


dsc_0543第2セクションはポーチその2。(定期入れ、お財布、この他にスマホが入ります)定期入れとお財布は、伯父伯母からの誕生日プレゼント。私には分不相応ですが、機能性抜群でこれを使うと他が使えへんくらいええもんです。新幹線用のEX-ICカードやJWESTカード、在来線用のICOCA等をひとまとめにすることで移動が楽になりました。


dsc_0540ちなみに、ポーチその1とポーチその2は無印の持ち歩ける整理ポーチです。鞄のショルダーを外して付けると、こんなふうにポシェットになります。出張先や帰省先でちょっと外出したいとき、出張鞄はイケてへんなぁと思うていたところ、この記事(著者:ももだるライフ・だらみさん)がヒントになりました。


わたしの出張鞄の目標は寅さんの鞄。あんなふうに機能的かつシンプルに旅とお仕事ができればと思います☆