雪の早朝散歩のお話。

この土日は全国的に寒波で、京都も10㎝以上の積雪がありました。
土曜日は凍てつく空気の中、雪が降ったりやんだり。凍えて入った銭湯では「ほんま冷えるなぁ、かなんねぇ」「明日は積もるんとちゃうやろか」といった会話でもちきりでした。夜遅くまで風鳴りがしていましたが、丑三つ時を過ぎた頃は静かになりました。
そして日曜、不思議と静かなのが気になって窓を開けたら、しんしんと降り積もった雪景色。音がない白い風景を感じたくて、定期と携帯だけ持ち、夫のお布団だけかけ直して、早朝のお散歩に出かけました。

行先は伏見。雪の酒蔵の風景が見たくて足をのばしました。
誰も歩いていない真っ白な道は、どこか知らないところへ続いているような感じがします。時折、風の音と新雪のやわらかな音だけが響く不思議な世界でした。

帰りはこの季節によく行く酒屋さんに行って、京姫酒造の大吟醸酒粕を買いました。京姫酒造さんのお酒はほんのり甘くやわらかな口あたり。この酒粕で作る甘酒や粕汁はとてもおいしいんです。このお話は次回に続きます。

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