市民だよりでプチ旅を味わうお話。

 
仕事に追われてばかりやと干物がミイラになってしまうので、この間の休日は行政が発行している広報誌のイベントに参加してきました。
その名も「カモぅんウォーキング」。
琵琶湖疎水のひとつ、鴨川運河を歩こうというイベントです。
ボランティアガイドさんによる案内・タイムトリップマップもついたお宝資料付き、保険代で参加費は300円。

私は琵琶湖疎水が京都の風景の中でいちばんすきです。蹴上のインクラインや南禅寺水路閣、哲学の道(疎水分線)といったメジャーどころは閑散期にふらっと、第一疎水や鴨川運河は身近なお散歩コースとして愉しんでいます。
水のある風景はなんとなく非日常な感じで、せわしない心もゆるみます。お気に入りの飲みもんを片手に出かければちょっとした旅気分。

ガイドさんに連れられて、昔の地図や写真を元に今はないインクラインや水車道をたどり、淀川からの物資を積んだ十石船が運河を遡る様子も伺ったり…疎水にかかる多くの橋や現存する酒蔵を見ながらのプチ旅。たまの休日は古地図片手に、昔の京都の面影と重ねて旅することにはまりそうです。

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