冬の時期から職人さんと一緒に紡いできた、一生ものの指輪のお話。
(前回はこちらの記事です)
ほんとうは若葉美しいゴールデンウィーク前に「完成しました!」とお知らせを頂いていたのですが、5月はほぼ休めず、ようやく6月に夫と休みを合わせて、工房に行くことができました。
両親の結婚指輪をリフォームしていただいたものがこちら。指輪の彫刻のきらめきを見て、両親が出会い結婚し、指輪を交換したときも、きっとこんな感じやったんやろうなと思うていました。ちなみに指輪の形は私の結婚指輪と同じ。2世代の想いがつながった指輪になりました。
そして、同時進行で進んでいたのが、祖母の婚約指輪とサファイアの指輪を使った、ペンダントトップ。
このペンダント、特別な仕掛けがあります。
実は後ろ側にも4つ葉のクローバーがあり、前後のクローバーの間に指輪を通すことができるんです。
ペンダント単体でも、そして指輪をペンダントに通しても使えるので、職人さんと私とで「魔法のペンダント」と呼んでいました。
葉っぱの1枚いちまいに動きがあったり、前後のクローバーをつなぐ留め具も小さな4つ葉のクローバーだったりと、素敵な工夫や演出もしてくれはりました。製作時に生じた課題に対しても、新たなデザインでクリアしてくれはったことも印象深かったです。
指輪とペンダントで3世代がつながり、文字通り一生もののジュエリーになりました。
そして、本当に信頼できる職人さんに手懸けて頂いたことも、私たち夫婦にとって宝ものです。
想いをつなげてくださり、本当にありがとうございました☆
この職人さんが書いてくれはった記事はこちらです。