大人の社会科見学、灘の酒蔵めぐりのお話。

 
予定していた神戸の研修が仕事で行けなくなりました。残ったのは、金券ショップで買うていた往復回数券…こうなったら普段行かへんとこにお出かけやわぁと2週間ほど思案していました。

そしてふと降臨したのが、「そうだ、灘(なだ)行こう!」

DSC_1261灘と言えば、お酒。京都伏見のお酒が「おんな酒」と言われるのに対し、灘のお酒は「おとこ酒」と呼ばれています。普段と違うお酒に思いを馳せつつ、休日、電車を3本乗り継いで出かけてきましたよ。

まずは白鶴酒造さん。酒造りの工程はさっくりなぞり、気持ちをソワソワさせていた試飲コーナーはじっくり腰を据えて。
どれも最初の口当たりは思ったよりソフトで、後からエッジを利かせてくる感じでした。

少し火照った舌に甘酒アイスを乗せながら、家用のお酒をホロホロと吟味。資料館限定の蔵酒を連れて帰ることにしました。

その後、急いで梯子したのは菊正宗酒造さん。閉館30分前に滑り込みました。記念館でしか飲めへん生原酒に無事にありつけ人心地。辛口の中に濃厚なお酒の旨味が広がり、測り売りされていたら躊躇なく水筒を差し出していました。
こちらでは、利き酒3本セットを連れて帰ることに。この時点で早くも気持ちはウチまっしぐら、頭にはアテが矢継ぎ早に浮かんで来ていましたよ。

強い西日の中、お土産酒の重さに汗が止まらず、時間差で生原酒も利いてきて、帰りの電車は気持ちよく熟睡でした。
大人の社会科見学の限定品、期間限定で灘の味を愉しもうと思います。

ウチで利き酒大会の一例です。お通しばかり並べて、何時間も利き酒してしまいましたよ。
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