今年もお世話になりました。

dsc_060428日は仕事納めでした。が、今年中の課題が終わっておらず、雑書類を新幹線の中に持ち込み、明石海峡大橋を横目に見つつ先程一段落です。帰省があると心身ともに気が抜けません。落ち着くのは帰京してからです。ちなみに年末年始の目標は健康管理。「病原菌はもたず、つくらず、もちこませず」ですね。

今年は2月から新たな形でおぞよもん暮らしのブログをスタートさせました。拙い文章でも、更新があいても、読んでくださる方がいらっしゃることがとてもありがたく、励みになりました。
忙しくても、時折、心にひっかかりのある時があったとしても、いつもの日々が過ごせることって、ほんまにすごいことやと思うんですよね。
なので、これからもおぞよもん暮らしでは「いつもの日常」を切り取って、ぼちぼちですがお届けしていきます。

今年もお世話になり、本当にありがとうございました。
みなさんにとって、心おだやかな年末年始でありますように。
来年もどうぞよろしくお願いします!

※写真は仕事納めにボスDr.差し入れの、うさケーキ。おいしくいただきました♪

一生ものの指輪のお話。その2。

dsc_0590前回に引き続き、myセカンド指輪物語です。あれから、自分の結婚指輪を職人の方に型どりをしていただきました。それが左の写真。指輪を目視で確認しながら、ワックス(ロウソクのロウみたいな材料)を削って作られたとのことです。精巧に出来ていてびっくりです。

dsc_0591デザインも決まりました。写真はCADの3Dモデルです。(画面を撮影させてくれはって、ありがとうございます) こちらのイメージをどんどん伝え、職人の方がプロの目線で提案、スケッチに起こしていかはる過程で、ぼんやり描いていたものがだんだん輪郭を帯び、「the オーダーメイド」を感じます。

写真は大枠の形の3Dモデルですが、デザインは2世代の形や装飾をミックスしたものになりました。
・父と母のリングを2連にして1つのリングに。
・リングの形は私の結婚指輪と同じ。
・上に来るリングは太目、装飾は両親の結婚指輪と同じ彫刻とミル打ち
・下に来るリングは上より細目、装飾は上のリングと同様のミル打ち

出来上がりは桜の蕾がほころぶ頃になりそう。これをつけて新年度を迎えたいです。まずは今年度を乗り切れるように、年末の追い込み、頑張りますよ~!(^^;)/

2016年のクリスマスのお話。

dsc_0556_1(←写真はクリックで拡大します)
クリスマス、京都駅は恒例のツリーで華やいでいます。一昨年と去年は父の闘病と看取りがあり、ツリーも切なくてまともに見れへんかったです。素直にきれいやなぁと思える今年、いろいろ越えていくには時間が必要やなぁと改めて思います。

ちなみに今年のクリスマス。0時過ぎ、45Lのゴミ袋に洗濯もん詰め放題で、コインランドリーに行っていました。見た目、サンタクロース風のシルエットです。途中、枕カバーを道端に落として拾いに行ったんですが、拾った軒先のイルミネーションを見つつ何となくほっとしている自分がいました。

こちらが京都駅大階段のイルミネーションの様子。皆さんによい年末年始が来ることを祈りつつ…写真をパチリ☆

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(追記)
京都市営地下鉄マスコットの都くん☆(市バスマスコットの京ちゃんの同期です)
京都駅で出会いました。
ゆるキャラやマスコットには見た瞬間にすり寄っていく私。カメラを向けるとポーズを決め、その後、ハイタッチを交わしてくれはりました。癒されました~☆

大先輩からの贈り物のお話。

この間は、職場でお世話になっている大先輩方とのお食事会でした。
兼ねてから「ご飯食べながら、たくさん語りたいですね!」と話していて、ようやく実現したお食事会。4時間近く美味しいお料理と熱い語りを堪能してきました。

大先輩は実年齢を全く感じさせず、熱く仕事をされ、旦那さんの介護も自前ケアプランのもと献身的にされています。過密スケジュールにも関わらず、いつも背筋が伸び、お顔も言葉も所作もお美しい方です。そして、どのように時間を生み出したはるのかがほんまに謎です。

一方、我が身を振り返ると、仕事の予定だけは過密ですが、ヨレヨレ度が増し、ウチでは「○○できへんでも、死なへんし。」が常套句…。思わず謝らなあかん気ぃになります。

その偉大な先輩、お食事会のときにプレゼントをくださいました。

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お庭のゆずで作らはった、完全無添加のゆずジャムとゆず味噌、女子力高めの付箋メモ☆直筆のお手紙つきです。(ラッピングの袋も撮りたかったんですが、夫が「小物いれるー!」と奪っていかはりました)

ジャムはカマンベールチーズに、お味噌は厚揚げを焼いたんに付けて田楽風に。ゆずの香りが口いっぱい広がって、思いがけず季節の味を愉しむことができました。

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それにしてもご多忙の中、いつ作らはるんやろう…。未来のおぞよもん暮らしに「今年も柚子ジャム作りました」と書いてみたいもんです。
大先輩への憧れと謎はまだまだ深まるばかりです。

一生ものの指輪のお話。その1。

12月が師走とはよう言うたもんで、いろんなもんが走ってせわしないですね。年代や置かれた状況にもよりますが、私にとってはこの時期は様々な表情に見えたりしています。

父が逝って2年。ようやく父が使うていたものを取り出して、少しの時間ですが見て、心の中で語ることが出来るようになってきました。(いつもは箱の中で眠っています)
最近取り出したのが、両親の結婚指輪。ずっと眠らせておくのはもったいないなぁと思案していました。ずっと前にもろうた黒い肩こり防止ネックレス(紐?)に通して首から下げてみたりもしたけど、1日で断念…。

そこで検索して見つけたのが、小さな工房JewelyPetitさん。
リフォーム事例やブログを見ていて、そうや、2人の指輪を1つにしてもらおうと思いました。

元気でいるうちの母に相談したところ、「あなた、これまで装飾品を全然欲しがらなかったし、成人式も誕生日も結婚式も何もしていらんって言うから、本当は何かあげたかったのに出来なかったんよ。だから、自分が好きなものにしてもらいなさいね」という温かいお言葉。

これからどんどん仕事も頑張って、素敵な女性になるためにも、ちょっと頑張って、少しは母にも甘えて、結婚指輪に次ぐ一生ものの指輪を作ることにしました。初めてのオーダーでちょっと緊張ですが、職人の方と相談しながら進めていくのが楽しみです。

dsc_0545右から、父の指輪、私の結婚指輪、母の指輪です。未来の指輪は、家族の想いやつながりを感じられる、お守りみたいな存在になればいいなと思います。