一生ものの指輪のお話。その1。

12月が師走とはよう言うたもんで、いろんなもんが走ってせわしないですね。年代や置かれた状況にもよりますが、私にとってはこの時期は様々な表情に見えたりしています。

父が逝って2年。ようやく父が使うていたものを取り出して、少しの時間ですが見て、心の中で語ることが出来るようになってきました。(いつもは箱の中で眠っています)
最近取り出したのが、両親の結婚指輪。ずっと眠らせておくのはもったいないなぁと思案していました。ずっと前にもろうた黒い肩こり防止ネックレス(紐?)に通して首から下げてみたりもしたけど、1日で断念…。

そこで検索して見つけたのが、小さな工房JewelyPetitさん。
リフォーム事例やブログを見ていて、そうや、2人の指輪を1つにしてもらおうと思いました。

元気でいるうちの母に相談したところ、「あなた、これまで装飾品を全然欲しがらなかったし、成人式も誕生日も結婚式も何もしていらんって言うから、本当は何かあげたかったのに出来なかったんよ。だから、自分が好きなものにしてもらいなさいね」という温かいお言葉。

これからどんどん仕事も頑張って、素敵な女性になるためにも、ちょっと頑張って、少しは母にも甘えて、結婚指輪に次ぐ一生ものの指輪を作ることにしました。初めてのオーダーでちょっと緊張ですが、職人の方と相談しながら進めていくのが楽しみです。

dsc_0545右から、父の指輪、私の結婚指輪、母の指輪です。未来の指輪は、家族の想いやつながりを感じられる、お守りみたいな存在になればいいなと思います。

一生ものの指輪のお話。その1。」への2件のフィードバック

  1. うささん、こんにちは。
    指輪のリフォーム…私もなんだかわくわくしています!
    ご両親との繋がりを表しているかのような3つの指輪。
    出来上がりが楽しみですね。

    • だらみさん、こんばんは☆コメントありがとうございます!(^o^)/
      そのままの形で身につけたほうがええんかなぁとも思いつつ、想いを引き継ぐリフォームなら父も「まぁ、ええやろ」と言うてくれはるんとちゃうやろかと今回のリフォームに踏み切りました。出来上がりは3月下旬です。またレポートしますね!

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