自炊派ミニマリストの買い出しと献立。

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週始めか、休日には1週間分の食材をまとめ買いしています。
金額的に折り合いがつかへんかったら、まとめ買いせず、週に何度かスーパーをのぞいたり、夫にちょっと離れたスーパーを巡回してもろうたりしています。
まとめて安く仕入れることができた日は、何だかちょっとほくほくした気分です。

今回、6月6日(月)に買うたもんと、今週の献立を紹介します。
(買うたもん)
にら2束、豚ミンチ、小かぶ、ピーマン、細うどん3束、豆乳、小松菜4束、クジラ肉2パック、たまご、ねぎ 計1896円。
だいたい、1週間分で2000~3000円程度におさまるようにしています。
これらを冷蔵・冷凍庫に残っている食材(豚こま切れ肉、豚ミンチ、鶏むね肉、はまちの切り身など)と組み合わせつつ、あとは適当に買い足しながら消費していきます。
肉類は夫が安いのを見つけてきては、冷凍しています。

6月6日(月)
小松菜と冷凍豚肉の炒めもん、クジラ肉のお刺身、ごはん、味噌汁。

6月7日(火)
ビーマンと干しエビのごま油・だし醤油炒め、はまち(2切れ)・冷凍していた鶏むね肉(塩麹味)の焼いたん、ごはん。
※ちなみに、はまちは6~7切れ149円の安さで、先週末に仕入れていたもんです。
だし醤油+しょうがを薄く回しかけて、適度に照りを付けたもんがお気に入り。

6月8日(水)
うどんぎょうざ(にら、ねぎ、豚ミンチ、たまご)

6月9日(木)
小松菜のからし醤油あえ、クジラ肉のお刺身、小かぶの味噌汁、ごはん。

6月10日(金) 週末なので、帰りにスーパーをのぞきました。
さば寿司(半額の258円)、小松菜の炒めたん、はまちの焼いたん。夜食におうどん(夫用)。

6月11日(土)
夫のリクエストで再度うどんぎょうざ(にら、ねぎ、たまごは買い足し。冷凍していた豚ミンチを使用)

6月12日(日)
小松菜のおひたし、小かぶの浅漬け、クジラ肉のお刺身、ごはん。

豆乳は私が朝ごはん代わりに飲んで行っています。時間があれば、豆乳ラテにしてもおいしいですね。
こんな感じで、今週も食材を使い切りました♪

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今回の献立に登場した、冷凍庫にストックしてあった鶏むね肉とハマチの切り身。
鶏はあらかじめ一口サイズにカットし、にんにく醤油+豆板醤と、塩麹の紅白2種類で下味をつけて冷凍しています。
解凍後は、片栗粉をまぶして、むね肉についていた鶏皮もしくはごま油で表面がきつね色まで焼くと、から揚げもどきになっておいしいです。お酒のアテにもなります♪

淡竹ステーキ。

hachiku先生が往診宅でもらわはった淡竹(はちく)。取ったばかりのものをすぐゆがいて冷凍保存してくれたはったそうです。たくさんおすそ分けしてもらったので、贅沢にステーキにしてみました。普通の筍だと上のやわらかい部分が取り合いになるうちら。でも淡竹はやわらかい中にもシャクシャクした歯触り、えぐみもなく、取り合いすることなく食べることができます。

若芽と一緒におだしで炊くもよし、炊き込みご飯にするもよし…といろいろ夢がふくらみます。でも、まずは素材をしっかり味わいたいので、大きめに切ってきんぴら風のステーキにすることにしました。ごま油で炒め、表面に薄く焼き色がついたところでだし醤油をまわしかけ、こげた醤油の香ばしいにおいがしてきた時点で火を止めます。

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味付けは少量のだし醤油だけ。そのまま食べてもよいですし、だし醤油にわさびを足したものをソース代わりに付けて食べてもよしです。思いがけず新緑の季節の味を堪能することができました。

ミニマリストの食卓に欠かせない塩麹のお話。

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前々から気になっていた「塩麹(こうじ)漬け」を試してみました。
なんと、これがもう絶品。柔らかくもプリプリとした歯ごたえ、噛むとじゅわっと旨味・甘味・塩味がバランスよく口に広がり、1つ食べるごとに固く握手を交わす私達でした。
 
作り方はいたって簡単。
前日に、皮をはずし一口大に切ったむね肉をビニール袋に入れて、塩麹を上から適当に(ムネ肉1枚に対して大さじ1弱)かけます。
袋の口をしばり、むね肉と塩麹をよくもんでなじませます。
一通りなじませたら、上からラップの芯等で適当に叩き、冷蔵庫で一晩寝かせます。皮は別にとっておいて冷蔵庫で保存します。
翌日、取っておいた皮をフライパンでじっくり焼き、油を出します。
寝かせておいたむね肉を中火→弱~中火→中火→中~強火で焼いていきます。
最後に刻み葱を入れて出来上がり。
ぜひ、柚子胡椒をつけて食べてみてください。それ以外の調味料はいりません。
日本酒がとてもよう合います☆居酒屋うさの看板メニューになること間違いなし。

この塩麹、万能調味料として、ミニマリストの食卓には欠かせないものになりそうです。

1人あたり213円、うちのソウルフード、うどんぎょうざの話

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うちの定番中の定番、「うどんぎょうざ」を作りました。
このメニュー、某市のご当地グルメとして紹介されているのを最近聞いて驚きました。
私にとっては、幼い頃から週末メニューとしてよく食べていたもので、たこ焼きやお好み焼き、カレーライスと同じ感覚。
京都生まれ京都育ちの夫にとっては、未知との遭遇だった「うどんぎょうざ」ですが、10数年前に初めて食べて以来、夢中でがっつく食べ物の一つになっています。

テンション高く「俺もお手伝いするんやーっ!」と1袋15円のうどんをブンブンと振り回したはる夫の横で、大量のニラとネギを用意して調理開始です。

カレーと同じように、うどんぎょうざも各家庭の味があり、一概にこうとは言えへんのですが、うちでは基本こんな感じです。

まず、ニラ2束、ネギ2束をひたすら刻みます。(ニラとネギの比率は、仕入れ価格で変わります)
そこに、豚ミンチ1パック(250~300グラム)、卵を4~6個、刻んだ細うどん2袋を入れます。
満遍なくなじむまでザクザク混ぜます。
混ざったら、
ごま油、顆粒だし、豆板醤、醤油(全部適当です、大さじ1杯くらい?)、チューブのニンニクも小指の長さほど入れて、再度かき混ぜたら生地の完成。

わたし的なポイントは、
・ニラとねぎはふんだんに、惜しみなく。
・つなぎは、ミンチと卵。
・うどんは、必ず細うどん。
・油は、必ずごま油

これで肉々しくない、いくらでも食べられそうな、うどんぎょうざになります。

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ごま油を鉄板に引き、写真のように生地を平べったく乗せて、両面がきつね色になるまで焼いていきます。
表面が香ばしくなったら、薬味に豆板醤を入れたポン酢につけていただきます。

昨日のうどんぎょうざの原価(四捨五入)は、
ニラ2束 78円 → 冷蔵庫の余りのニラ(同じ金額)の分も足して、約98円
ネギ1束 98円
豚ミンチ310グラム 273円 → 半額引きだったので137円
卵Lサイズ10個 156円 → 4個使うたので62円
うどん1袋 15円 → 2袋で30円
計425円 ひとりあたり213円でした。
この分量で、30枚ほど焼けました(女性の手のひらくらいの大きさです)。

鯨ステーキとあんこう祭り

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土曜日は1日起きられず、夫に「おまえは、春の睡眠祭りか!」と言われておりました。ようやく19時過ぎにお布団から出て、冷蔵庫(冷凍庫、野菜室、調味料のぞく)を見ると、お豆腐半丁、納豆1パック、細うどん1袋でした。

うちは冷蔵スペースが空になるまで買い物には行かないのですが、さすがに納豆とうどんでは少し心もとなく、買出しに行きました。
なんと、イワシ鯨のパックが半額。イワシ鯨を見つけると、宝くじ(買うたことはありませんが)に当たった感じがします。私のマイルールの一つは「鯨が半額なら全パック買う」なので、4パックを大人買いです。あんこうも半額でした。他にはニラ2束78円もうれしい悲鳴でした。

先週の蔵開きに引き続き、今週も贅沢かなぁと思いつつ、鯨2パックとあんこうで祭りをしました。一昨日、地元の酒蔵の発泡日本酒を友人にもらったので、用意の間、冷凍庫で冷やします。
イワシ鯨は一口大に切り、ごま油を薄く引いたフライパンで半中火~中火の間で焼きます。焼き加減はミディアムレア、白ネギも添えます。
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焼きたてを、おろし生姜とだし醤油(めんつゆ+醤油)につけていただきます。
プリプリとした食感、かむとジワッと鯨の旨味が口いっぱいに広がる感じが、もうたまりません。イワシ鯨は臭みが全くなく、口当たりもやさしい旨味たっぷりの鯨です。一口食べるごとに、夫と堅い握手をぶんぶんとかわし、キリキリに冷やした発泡日本酒をクイッと。いやぁ~、鯨って、本当にいいもんですね~。

そして、今度は気持ちを切り替えて、あんこう鍋です。
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あらかじめ冷凍していたえのき(なぜか冷凍しておいたほうがおいしいです)、ねぎ、お豆腐で鍋にします。
あんこうは皮・軟骨もおいしく、淡白な中に上品な旨味があります。互いに骨をしっかりとしゃぶり、身を取り合いっこしながら夢中で食べました。残りのだしで、しめうどんと雑炊にしました。

「こうやって、ごはんを「おいしい、おいしい」言うて食べられるんは、ほんまにええことやなぁ~」と夫。
「ほんまやなぁ~」と私。
昨日も深夜まで宴は続いたのでした。