居酒屋別館

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「刺身半額、200円で買うた~!スルメイカも128円やった~」と夫。
「ほな居酒屋別館やなあ~!」と私。

うちでは、なんでも「お店の名前+別館」と言うて、二人でおもしろがっています。
たとえば、うちのお風呂にお湯をためたら「朝日湯別館」。お好み焼きを作る日は「たぬき別館」。(昔々行ってたお店が「たぬき」というお店でした)「別館」=うちバージョンといった感じです。
という訳で、土曜日は居酒屋別館を開店。

お酒はいただきもんの地酒。蔵出しにごり酒です。

鶏ハムは食べやすいようにさいて、レモンと柚子胡椒でいただきます。
スルメイカはあぶって、七味とうがらしを多め、マヨネーズを少し入れたポン酢で。

こんなつまみをじっくりいただきながら、コップ一杯のお酒をちびちび、2~3時間くらいかけて、居酒屋するのが休前日の楽しみです。

なんてことない会話をしながら、昼間に録音していたKBSラジオを聴いたり、テレビのローカル放送を見たりして、のべ~っと過ごします。
この日の締めは、ストックしてるミニチキンラーメンを半分こ。

夫いわく、
「この時間と場所が、世界で一番平和で安心やと思うねん」

1Kの小さな平和がいつまでも続けられますように…☆
おやすみなさい☆

マザーウォーター

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京都は豊富な地下水があり、あちこちに井戸がありました。それらは「~井」という地名で残っていたり、今も水をくめるところが点在しています。

仕事が早く終わった日は、空のペットボトル片手に水がくめる神社へ。まずは一口。水の甘さがゆっくりしみこんでいって、ほっこりします。
京都の地下水は超軟水。まろやかでやさしい口当たりです。かれこれ10数年以上、このお水を飲み続けているので、私の中ではすっかりマザーウォーターになりました。

このお水、早朝にラジオ深夜便の終わりしなをぼぉっと聴きながら、お白湯で飲むことが多いです。たくさんくめた時はご飯を炊いたりもします。お米がふっくらやわらかく仕上がります。
今日は1日のしめくくり、このお水で食後のコーヒーを入れました。

桜咲く

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今日は快晴。空気は冷たくピンと張った感じですが、気持ちのよい日です。

いつもの駅の桜は一足先に春を知らせてくれはります。青空と満開の桜のコントラストに、気持ちもほころんでいきます。
花影では、2匹の鴬が跳ねていました。

皆さんにも素敵な春が訪れますように…。

鶏ハム

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うちの定番は鶏のムネ肉。近所のスーパーで100g53円だったのが、3割引だったので、2枚入りを2パック買いました。

作り方はいたって簡単。
まずは寝る前の作業。
ムネ肉の脂身をとります。
ムネ肉2枚に対し、塩・砂糖大さじ1と少し擦り込みます。(←鶏の大きさにもよります。割と適当です。)
袋に入れて、冷蔵庫に。
私たちはこの作業を夜0時くらいにしていました。
鶏も私たちも、一緒におやすみなさい。

朝です。
肉が浸かる程度の沸騰した湯を鍋に用意します。
鶏肉たちの表面の塩や砂糖を洗い流し、沸騰したお湯に入れます。
弱火~中火で7分くらい湯がきます。(既に沸騰しているので、強火で煮込まなくてよいです)
火を止めて、鍋蓋を閉めたら、そのまま仕事へ行きます。
帰ってきたら、鶏ハムのできあがり。

湯がき汁は、めんつゆを少し足して、おうどんにするのがおすすめです。鶏だしがよぅ利いてます。

鶏ハムはレモン汁と柚子胡椒を付けて食べると最高です。
これにおいしい日本酒がちょこっとあれば、生きててよかった…と思える逸品です。

うどん玉は一玉15円。鶏ハム・鶏うどんは1人あたり計200円をきる魔法のレシピです。

耳をすませば

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猫さんが案内してくれそうな、京都市東山区の階段坂。お気に入りの風景の一つです。
「そうだ。京都、行こう。」と思い立ったら、すぐにお散歩がてら出かけられる生活が気に入っています。
ここにいるからこそ、私らしく暮らせるんやろうなと思います。


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東山界隈は交通も便利で、そぞろ歩きにはちょうど良いです。古くからある家々、路地と路地の間を抜けていると、時間が遡れそうな、懐かしい誰かに会えそうな気持ちになります。
ちょっと歩き疲れたら、鴨川や白川でせせらぎの音を聴きながら、ひと休み。


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この日は階段坂に座って、夕暮れ色の空を眺めていました。
遠くから、お豆腐屋さんのラッパが鳴っていました。


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