服を着たまま、シャワーへ。洗濯機がなくてもよい話。

うちには、洗濯機がありません。
節電の話に続いて、洗濯事情についても少し書いてみたいと思います。洗濯ものはだいたい大きく分けて3つあります。

1.毎日洗うもの
カッターシャツや、インナー類、靴下、タオル等は、洗いたてのものが良いです。
うちに帰ったらスーツの上下だけを脱ぎ、そのままお風呂場へ直行します。たらいにその日の洗濯ものをほおりこんで、シャワーを浴びがてら、石鹸で手洗い。髪、身体に加えて、服やタオルも毎日のシャワーで洗うのが習慣です。
ただ真冬だと、シャワーを止めて手洗いしている時間でだいぶ冷え切ってしまうので、洗濯物が多い日はバスタブにお湯をはることもあります。
後は軽くしぼって、よくしわを伸ばし、夜のうちから干しています。(冬は凍ってしまうこともありますが、たいてい乾いてくれるので、今のところ不便を感じたことはありません)

2.5~10日くらいで洗うもの
うちで言うと、スーツの上下やカーディガン、部屋着等が該当します。
スーツはウォッシャブルなので、毎日洗うものに加えて、10~14日に1度の頻度で手洗いします。

3.コインランドリーで洗うもの
寝具のカバー、毛布、シーツは、以前、お風呂場で踏み洗いをしていたのですが、しぼって干すのがしんどくなり(特に毛布)、ここ数年はずっとコインランドリーを利用しています。コインランドリーは月に2回。1000円コースやと10㎏まで行けるので、寝具に加えて普段手洗いしているものもここぞとばかりに全部持って行きます。
これとは別に、1年に2回程度、掛布団もコインランドリーで丸洗いします。なので、
(寝具+普段の衣類の洗濯代:500~1000円×月2回×12ヶ月)+(布団丸洗い代:1000円×2回)で年間20000円がコインランドリー代になります。
決して安くはありませんが、清潔さと手軽さを考えると、わたし的には許せる範囲かなと思うています。

室内洗濯機置き場は改造して冷蔵庫を置いているので、余程のことがない限り、洗濯機なしの生活は今後も続きます。

電力自由化にあたって、節電について改めて考えてみました。

巷では電力自由化が謳われており、早割り等もあったので、忙しい年度末の合間を縫っていろいろと調べてみました。うちは湯沸かし以外は全て電気を使用しているので、電気代の節約≒光熱費の節約になります。
結論から言うと、こじんまりと暮らしているうちにとっては、旨味を感じたのは某社の関西たこやきプランのみ。(ちなみにガス会社でシミュレーションした結果はこちらです)年間5%オフになるので、うちではだいたい1300円弱安くなりそうな感じです。

ただ、この1300円をどう見るかです。
思わず申込ボタンをポチッと行きそうになりましたが、まずは現状から1300円分、節電してみようと思いました。
電力自由化の波が落ち着いてからでも、乗り換えるのは遅くないはずです。

おそらく電力自由化ですぐに旨味を感じられるとすれば、
ファミリー層もしくは月々の電気代が8000円以上する方で、かつ、
ガスや電話・ネット等の代金をヘビーに払っておられる方
が該当しはるのかなぁと思います。

うちの場合はこんな感じです。
(電気)季節によって幅はありますが1500~4500円の間。寒暖の影響を受けなければ2000円代前半~多くても3000円弱の月が多いです。
(ガス)1500~2500円の間を推移しています。
(電話)スマホは866円/月、携帯電話は1043円/月です。(携帯は、ここ半年メールと待ち受け専用)
なので、割引を受けられるステージには該当してこないのが現状です。

今回の自由化は、節電できていると思うていてあまり細かく見ていなかった電気代を見直す、ええ機会になりました。
ちなみにうちは関電さんで、はぴeみる電を活用しています。
これまでの電気使用量、電気代はCSVファイルでダウンロードしてExcelで管理もできますし、1年前との比較や節電目標の設定もできるので便利なツールとして活用しています。

うちのざっくりとした基準は、電気代が第1段階を超えないこと。使用量で行くと120kWhまでを維持することです。
エアコンや暖房を使用しない季節は、だいたい80kWh台で生活できているので、年間を通して80~100kWh/月の使用量で行ければよいかなと考えています。(私は寒がりなのですぐに、コアヒート(電気暖房機)の電源を入れ、前を陣取っている時間が多いので、これを減らすだけでも変わってきそうです。)
このブログでも折を見て、電気の使用量を書いてみようと思います。

休み終わりの銭湯と夜桜のお話。

160403月曜日からは本格的に新年度が始まり、また忙しくなります。日曜は19時を過ぎた頃からげんなり。この土日は年度末の仕事疲れがどっと出てしまい、昼間は微熱でウトウト。ついでに夢見もあんまり良くありませんでした。こんな気持ちや身体をしゃっきり、そして来週からのチャージをするには銭湯が一番です。
京都市では、銭湯の回数券の期限は半年。年度ごとに上半期・下半期にわかれていて、前年度の下半期分の券が残っていたら、新しいものに換えてくれはります。

あったかいお湯に首までザブザブを浸かるのは至福のとき。あとは電気風呂で半身浴、締めは薬草風呂でゆったりと。

帰りは夜桜を見て帰りました。雨が降りそうだからか湿った草のにおいがして、ほこほこした顔に時折強く吹く風が気持ち良かったです。花びらは白く浮き上がっていて、そこだけ不思議な空間になっています。一瞬、見えないものが見えるような気持ちにさせてくれます。

帰って髪を乾かしたら、花びらが1枚ついてきていて、ちょっと幸せな気持ちになりました。
枕元でラジオ深夜便をかけて、身体が冷め切らないうちにお布団に入ります。また明日から頑張れる気がしてきました。

【公開】 1Kのお部屋の一部です。

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コインランドリーの帰りにご近所のマンションを通りかかると、学生さんと思われる人が親御さん達と一緒に、かなりぎょうさんの包みを抱えて入っていかはるのを見ました。

ミニマリストという言葉をよく聞くようになり、私も使うようになりましたが、一昔前の苦学生さんなら誰でもミニマリストだったような気がします。4畳半一間、トイレ・台所・お風呂共同といった物件では、大量の物を置くスペースがありません。考えてみれば、断捨離というのも、それだけの物とそれを置くスペースがあるから出て来る言葉なんですよね。

私が学生だった頃、断捨離するだけの物もなく、周囲の人たちも必要最低限の住まいと物で生きていて、でもそれが不思議と苦ではありませんでした。
当時、私は大家さんのご自宅に間借りしていて、私の先輩は風呂なし・洗面所共同アパートに住んだはりました。先輩のうちに遊びに行ったときは笑い声を響かせながら、1つずつのお椀とお茶碗をシェアしてご飯を食べ、銭湯で背中を流しあいっこしていました。

6畳のお部屋、ミニキッチン、ユニットバス全てそろった物件に住んだのは、大学を卒業して3年がたった頃。奨学金を全部返し終わってほっとした頃です。トイレが部屋にあるって、ほんまに便利やなぁと感動したことを覚えています。

上の写真は、現在ふたりで住んでいる、1Kのお部屋の一部。6畳のお部屋で、物がある部分だけを撮りました。この写真に写っていない後方には、前に登場した押し入れがあります。
夫の占有スペースは左から1/3、モニターやスピーカーを置いているところです。私はその隣のスペースを使い、右の1/3でご飯を食べています。ござの縁がだいたいの境界線です。

160403 帰ってきたらお布団を敷き、押し入れからそれぞれ毎日使う私物を入れたA4サイズのかごを出してきて、お互いの枕元に置いています。
6畳は、ふたりでちょうどよい広さです。

春が来ました。

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桜の時期は年度末・年度始めに伴うお仕事が山積みなこともあり、あらためてどこかにお花見に行ったことがないなぁと思いました。

でも、お気に入りの桜の木が何本かあります。
写真はそのうちの1本。枝垂桜の古木が、今年も花を咲かせてくれはりました。この1週間は桜色週間。お気に入りの桜たちを紹介できたらいいなと思います。

ここ数年、この季節は、これまでに見た桜をじわっと思い出すようになりました。
これからもきっと、いろんな思いで、桜を見上げていくのかなぁと思います。
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