淡竹ステーキ。

hachiku先生が往診宅でもらわはった淡竹(はちく)。取ったばかりのものをすぐゆがいて冷凍保存してくれたはったそうです。たくさんおすそ分けしてもらったので、贅沢にステーキにしてみました。普通の筍だと上のやわらかい部分が取り合いになるうちら。でも淡竹はやわらかい中にもシャクシャクした歯触り、えぐみもなく、取り合いすることなく食べることができます。

若芽と一緒におだしで炊くもよし、炊き込みご飯にするもよし…といろいろ夢がふくらみます。でも、まずは素材をしっかり味わいたいので、大きめに切ってきんぴら風のステーキにすることにしました。ごま油で炒め、表面に薄く焼き色がついたところでだし醤油をまわしかけ、こげた醤油の香ばしいにおいがしてきた時点で火を止めます。

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味付けは少量のだし醤油だけ。そのまま食べてもよいですし、だし醤油にわさびを足したものをソース代わりに付けて食べてもよしです。思いがけず新緑の季節の味を堪能することができました。

うちにある5つのかばんのお話。

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(←写真はクリックで拡大します)
たまたま、うちにあるかばんが全て出しっぱなしになっていたので(その都度片づけなあきませんね)、きれいに?集合させて撮ってみました。
 
 
うちにあるかばんは全部で5つ。左のトートバッグは私の通勤かばんです。前の記事(かばんの中身)のときは写真にあるリュックを使うていましたが、最近は専らトートです。4年前980円で仕入れて、職場で資料やノートパソコンを入れるサブバッグとして使うていました。1冊40ページの冊子を70冊くらい入れたりと、ヘビーな使い方をし続けてもへたる気配が全然ありません。
リュックには、日用品とパソコン関連グッズ、血圧計や応急処置セット等を入れています。外泊や出張、緊急時にはそのまま持ち出す予定です。
ちょっとした散歩や買いもんには、私も夫もそれぞれ揃いのボディバッグに必要なものだけ入れて出かけます。このバッグに、おにぎり・卵焼き・水筒が加わると、うれしい遠足の日。お休みのわくわくが似合うバッグです。

5つの大切なかばんたち。どれも高価やないけどエピソードがあるものたちです。これ以上あると、どれかの出番がなくなるので、うちではこれで満足しています。

疎水つれづれ。

最近、夕暮れになると、ふるさとの段々の田んぼの中を抜けて山に上がっていく道をよく思い出します。駄菓子屋さんの50円くじであてたキーホルダーを指にはめ、山の麓の商店街で買うてもらったコロッケを頬ばりながら、母と一緒に山道を歩いて帰っていました。
いつもの道と思っていた道も、年を重ねるごとにセピア色になっていくのを感じる今日この頃です。

今の私にとって、慣れ親しんだ道のひとつは、疎水沿いの道。
鴨川、高野川、賀茂川、白川、琵琶湖疎水…京都には水が似合う場所がたくさんあり、住んでみたい場所もいろいろあります。
写真は鴨川運河の一部。京阪鴨東線沿いなので、電車が使えて軽く一杯飲める場所もある道です。そして、春は桜に夢中になっているうちに、だいぶ遠くまで来てしまう道でもあります。京の水縁は桜の名所が付き物ですね。
夕暮れどき、洗面器を持って銭湯に向かうおじいちゃん、「ほな、またなぁ」「あんたもあんじょうなぁ」と言い交わし、シルバーカーを押して帰るおばあちゃんたち、桜並木を見渡せる階段で話がつきない学生さんたち、川面を飛び交うこうもり…お馴染みの夕暮れの風景です。

今は季節もよく、今度、夫と一緒に休みをとって、この琵琶湖疎水をたどる旅を考えています。行ける日を楽しみに、また来週からも頑張ろうと思います。

(追記)
伏見稲荷神社の参道(左下の写真)です。
昔、京都市内一円を市電が走っていた頃、伏見稲荷神社に向かう「稲荷線」が走っていました。その終点、稲荷駅が右下の写真の広場。その敷石の下、草が生えている部分に当時の軌道の一部がほんの少し、顔をのぞかせています。軌道を直にふれながら、今の風景に昔の市電を重ねてみると、ちょっと時間旅行をしている気分になれますよ♪
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たまには外食を♪

いつもは内食かつ、コストもミニマムを意識していますが、1ヶ月もしくは2ヶ月に1度は外で贅沢してみたりします。
うちらは伏見のお酒がすきなので、前から気になっていた「伏水酒蔵小路」に行ってきました。
お店の最寄り駅で夫と待ち合わせ。これだけでもハレの日の感じがします。宇治川派流の柳が暮色に染まり、風にゆれているのを見ながらお店に到着です。各蔵の樽が並べられ、気持ちが高まります。

お品書きからは、17蔵の銘酒が利ける「粋酔(きっすい)」を1本釣り。夫と半分ずつしながらいただきますが、日本酒の好みだけは正反対のうちら。淡麗で辛口のお酒は夫が、アルコール度数少なめでフルーティーな飲み口のものは私が主にいただきました。
アテは同じ敷地内にある複数の屋台から出前される仕組み。おナスの炊いたんと唐揚げを注文しました。
17蔵の利き酒グラスを交互に選びながら、一口ずつ味わい、銘酒の感想をしゃべりあい、ゆっくりゆっくりほろ酔いの夜になっていきました。

この日はなんと、玉乃光酒造さんのみぞれ酒が解禁日でスペシャルイベントとして、ワライナキさんのライブがありました。ええお酒にCMでおなじみのアーティストさんのライブを間近で聴けて、手拍子が止まりませんでした。

ちなみにお会計は2350円。1人1200円弱です。たまにはハレの日を作って、こんな贅沢もありかなと思います。
それぞれの蔵の個性が気軽に味わえるので、今後はお気に入りの蔵酒1杯とアテを自分へのご褒美に、ちょっと大人の寄り道もええかもしれません。

ミニマムな調理器具のお話。

DSC_0049(← 写真はクリックで拡大します)
流しの左下に置いてある、調理器具一式が入ったコンテナを拡大して撮ってみました。小物は台所の棚にS字フックでかけてありますが、鍋等はコンテナに入れています。
鍋は昔、カタログギフトで注文したもの。取っ手が取り外し可能で、入れ子になるので場所をとらず重宝しています。一番小さいものは、おうどんやラーメンを作るとき、大きいものはカレーやキムチ鍋を作るときに使うことが多いです。余ったら蓋をして冷蔵庫にそのまま入れて保存します。蓋は1つで、どの大きさでもはまるようにできているので、ミニマリスト的にはうれしいです。

コンテナに入っているアイテムはこんな感じです。
・鍋4つ      ・鍋フタ1つ
・タッパー2つ   ・おろし器1つ
・たこ焼き機セット ・ミニ泡立て器1本

(上記以外に台所にある小物)
・フライパン、フライパン専用フタ1つずつ
・計量カップ、スプーン(大さじ)1つずつ
・お玉1つ     ・フライ返し1本
・れんげ2本    ・ピーラー1つ
・キッチン鋏2つ  ・鍋の取っ手1本
・ボウル1つ    ・ざる大小1つずつ
・包丁1本     ・まな板1つ

毎日ガチで自炊をする私にとっては、これらが必須アイテム。
ゆるいですが、台所ルールも決めています。
1.1週間以上使わないものは置かない。
2.調理小物の全てはコンテナ2つに収まるようにする。
3.台所とお風呂場で、引っ越しの用意が30分で出来る。

物を減らしたいけどできへんなぁと思ったはる方、なんかちょっと参考になったら、うれしいです☆