2016年のお気に入りの桜

上のスライドショーは撮りためていたお気に入りの桜たち。15枚を選びました。
京都には数多くの桜の名所がありますが、街中にもはっとするくらい美しい枝ぶりの桜が点在しています。
桜の季節以外は、あまり目にも留めずに通りかかっていますが、春になると満開の花を咲かせてくれて、毎年改めて「ありがとう」を言いたい気持ちになります。

この記事を書きながら、私のふるさとの桜にも会いに行きたくなりました。
それぞれの時代の、いろんな春や桜の景色を大切にしていけたらええなぁと思います。

春が来ました。

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桜の時期は年度末・年度始めに伴うお仕事が山積みなこともあり、あらためてどこかにお花見に行ったことがないなぁと思いました。

でも、お気に入りの桜の木が何本かあります。
写真はそのうちの1本。枝垂桜の古木が、今年も花を咲かせてくれはりました。この1週間は桜色週間。お気に入りの桜たちを紹介できたらいいなと思います。

ここ数年、この季節は、これまでに見た桜をじわっと思い出すようになりました。
これからもきっと、いろんな思いで、桜を見上げていくのかなぁと思います。
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蔵開き

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桜の開花が話題になり始めた頃、地元の酒蔵は蔵開きです。
京都のお水で作られたお酒はやわらかくやさしいお味。昨日は酒蔵を3つ、梯子してきました。蔵開きではその日限定のお酒が飲めるのがうれしいです。何種類かのお酒を100円から試飲させてくれて、食べ物の屋台やステージを用意したはります。
コツコツ貯めてきたお小遣い3000円片手に、疎水沿いをてくてく出かけてきました。

会場で飲んだり食べたりするのは1か所だけ。その他は熱燗の瓶や試飲カップを片手にいったん家に持ち帰って晩酌の楽しみにします。
私の本命は、玉乃光酒造さん。変わらないものをずっと変わらずに作り続けたはる貴重な酒蔵さんです。
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こちらでは1000円でチケット10枚を購入します。多くのお酒がチケット1~2枚で試飲できるので、どれを飲んでみようか、とても心躍ります。チケットを握りしめて夫とふたり、「これもあれもおいしそう!どれしよう?!」と、まよう時間もまた愉しいです。今日しか飲めない樽酒を味わいながら、オリジナルメニューの酒粕鴨だし蕎麦も食べました。樽酒は木の香りがしみこんで、締めにもリピートしました。
お土産に、少し贅沢したい日用の、純米吟醸も買うて、ほくほくです。

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帰りは招徳酒造さんで、蔵見学ツアー。こちらはにごり酒がお気に入りの酒蔵さん。普段は入れない蔵を女性の杜氏さんが案内してくれはりました。デザートに酒粕アイスを食べながら、ほろよい気分で春を感じて帰ってきました。

耳をすませば

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猫さんが案内してくれそうな、京都市東山区の階段坂。お気に入りの風景の一つです。
「そうだ。京都、行こう。」と思い立ったら、すぐにお散歩がてら出かけられる生活が気に入っています。
ここにいるからこそ、私らしく暮らせるんやろうなと思います。


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東山界隈は交通も便利で、そぞろ歩きにはちょうど良いです。古くからある家々、路地と路地の間を抜けていると、時間が遡れそうな、懐かしい誰かに会えそうな気持ちになります。
ちょっと歩き疲れたら、鴨川や白川でせせらぎの音を聴きながら、ひと休み。


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この日は階段坂に座って、夕暮れ色の空を眺めていました。
遠くから、お豆腐屋さんのラッパが鳴っていました。


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