仕事に魔法がかかる?手帳のお話。

dsc_0456今年も早いもので、あと2ヶ月で今年が終わりますね。光陰矢のごとし…。ここ数年は時間が経つのが本当に早く感じます。

来年に向けて新しい手帳も売られ始めました。この間、ある雑誌で手帳に関するアンケートに答えたので、ここでも紹介してみようと思います。

詳細を知ってみたいぞ♪という方は、写真をクリックあるいは、こちらのページを見てやってください。(※PDFファイルです)

私の場合、市販の手帳はここ10年ほど使うたことがなく、いつも手作りです。数年前まではB5のルーズリーフにマンスリーカレンダーを印刷したもんを使うていました。でも転職してからは初めて複数のプロジェクト管理が必要な立場になり、出席簿みたいな「A4手帳」に切り替えました。この上なく大ざっぱな私でも職場に限っては「魔法?!」と言われる底力を発揮できるのは、優秀なスタッフの方々と「手帳」のおかげです。

手帳は手っ取り早く、そして簡単に自分に魔法をかけられる道具。例えば抱える仕事量が半端なくても、何とかなるように手帳を駆使すれば、結果「もしかして7人のコビトがおる?」と言われて、笑うこともできます。
いろんな「魔法」を育てて、自分も周りの人たちも笑顔で仕事できればええなあと思う今日この頃です。

実家での断捨離のお話。

dsc_0436a連休は田舎で肉体労働に明け暮れ、今週は筋肉痛週間。看取りを覚悟した敬太郎さん(実家犬)と、パニックだった母の状態が少し持ち直したのが救いです。
とはいえ、犬のほうは散歩に行きたいとは言わなくなり、今は1日2回だけ家の前で外の空気を吸う程度。これから、じわじわと看取り期に入っていかはるのかなぁといった感じです。

ただ、母親の心身のストレスは他にもいろいろあり、それらを軽減すべく帰省中は朝から晩まで便利屋稼業に明け暮れました。
田舎の家は、捨てることを知らなかった祖父母の代からの膨大な家財やガラクタ・ゴミがかなりあります。祖父母亡き後、私の両親が頑張って処分をしたはったんですが、それでもまだ多くのモノに目線が遠くなります。これら負の遺産を母と一緒に整理・処分していかねばといった感じです。

今回の帰省の大きなイベントは、祖父が畑に立てた小屋の中の物を全部出し、分別しゴミとして出せる状態にすること。作業開始後、腐敗したガラクタや大型ゴミ、産業廃棄物がこれでもかと出てくる出てくる…。
汚い写真で恐縮ですが、こんなにモノを出しても小屋にはまだ冷蔵庫などの大物が残っています。全て自力で処分場に運ぶのは到底できへんし、かと言って大量のゴミの山を畑に放置することもできません。そこで、業者さんの軽トラ積み放題プランを利用し、一部引き取ってもらいました。即日対応で出張料もかかり、計30000円。あとは11月の連休で片をつけます。

家のモノをすっきり断捨離するには合計いくらするんやろう…またもや目線が遠くなりますが、しゃあないんですよねぇ。連休をねらって帰省し、自力で処分場に持ち込みつつ、業者さんをスポット的に利用していくつもり。
断捨離が済むまで、祖父母の墓参りは当分する気にはなれへん私です。

【公開】最近のお部屋とピアノのお話。

dsc_0374
自他ともに認めるミニマリストの私ですが、先月、大きな買い物をしてしまいました。
お部屋の写真にあるピアノです。椅子やピアノを置くヘッドホン、その他附属品、送料込みで38900円。清水の舞台から飛び降りて骨折する勢いですが、これはもう一生懸命働くしかないです。
でも「純粋に自分のためだけ」に贅沢するのって、人生の中であまりないような気がするので、とても嬉しいです。

私が死ぬまでしておきたいことの一つが、習い事。特に小3~中3までしていたピアノを再開したいと思っていました。
介護が必要だった祖父母、がんで闘病した父が逝き、今は母という爆弾を抱えていますが、ちょっと落ち着いたこの時期を逃してはいけない!と教室探しから始めました。幸い、自宅から徒歩5分以内でレッスンをされている先生がいはって、たまたま枠もあったので、通い始めることができました♪

ちなみにレッスン代は1時間×月2回で8000円。どこから捻出するん?という感じですが、自分のお小遣い全てを投じて何とかします。(ちょっと手に汗かいていますが)ゆくゆくは月1回のレッスンでもええかなぁと思いますが、少なくともここ半年間は月2回のペースで行くつもり。
夫のリクエストは『戦場のメリークリスマス』。クリスマスまでに弾けるようになることが目標です☆

京都のピカソ、祐島貢さんの個展のお話。

dsc_0394
ここ数年、この時期はミツグピカソさんこと祐島貢さんの個展に出かけることが愉しみでした。
祐島さんのことを知ったのは3年前の新聞記事。がんの闘病を続けながらも、シャーペン1本で描かれるという世界に触れてみたいと足を運んだのがきっかけでした。
シャーペンなので絵はモノクロですが、微細に描きこまれた世界が様々な想いや色を持って強く迫ってきます。1つひとつの筆致に命を感じ、個展に行ったときはじっと見入っていました。ピカソさんは今期の個展終了後に来期の予約をして行かれるとのことで、見終わった後は、また来年を愉しみに私たちも頑張って生きようと力をもらっていました。
私たちの結婚10周年は、当時の結婚写真をもとにピカソさんにオリジナル作品を描いていただき、我が家の宝物になりました。
父ががんになった2014年は、ピカソさんと父が重なり、祈りの想いで絵を見上げる自分がいました。

今年いただいた個展の案内に今回が最後とあり、行間から察するものがありました。
会場に置いてあった新聞記事によると今年2月に旅立たれたこと…。でも、これが最後であっても作品はずっと生きていて、私たちの中では遺作展ではありませんでした。
私と同い年の長女さんともお話ができ、短いけれど濃い時間を、たくさんの命と想いがつまった絵に囲まれて過ごすことができました。

個展は9月30日まで、京阪七条東入ルの集酉楽サカタニさんで催されています。
最近の新聞記事はこちらです。

ミニマリストの出張かばん、1980円のお話。

dsc_0390a(←写真はクリックで拡大します)
体調不良ながらも、仕事は待ってくれず出張や休日出勤にもいそしんでいました。
長年使うていたリュックは帰省後、底に穴が開き(前に縫っていたところがほつれました)ご臨終扱いに。最近、ドンキホーテという所で仕入れた新しい鞄が素晴らしい相棒になったのでUPしてみます。

私がかばんに求めるのは、
1.軽くて作りがしっかりしていること
2.たくさんポケットがあること
3.PC対応
4.予算3000円以内の4つ。黒色ならデザインはどうでもよく、欲を言えば、1週間程度の出張も行けるくらいの容量があればいいなぁと思うていました。でも、なかなかないんですよね。リュックの穴を内側から当て布でカバーしつつ、何かのついでで探していたところ、ようやく巡り合えたのが写真のかばんです。
中身は本日の出張セット。写真にはありませんが、この他に配布資料や手持ちのお茶もありました。
これに着替えと歯ブラシを入れたら、泊りも可能です。

dsc_0391こんなふうにポケットが充実しているので、ごちゃごちゃせえへんのもお気に入りです。4室あるので、メインの1室を仕事専用(タブレットと周辺機器、バッグインバッグ)にするなど仕分けも楽です。

かばん一つで、全国どこでも行けるのってええなぁと思います。
新しい鞄を相棒にして、仕事もプライベートもバリバリ頑張りたいもんです。(その前に喘息をなんとかします^^;)